最終製品ではないのですが、試作の段階でお客様にお見せするため、表示器用のベゼルをCNCフライスで作成しました。7セグメントの表示器とLEDが並んだ基板をフロントパネル裏面に取り付け、表面にはちょっとしたベゼルを取り付けます。基板を取り付ける、インサートナットを埋め込みます。

M2010-3

これは、JW-CADの設計データをNCVCで加工用のデータに変換したものです。内側には2mm厚のスモークアクリルを挿入するように、ざぐり加工をします。

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固定のため、裏側に両面テープを貼ります。材料は5mm厚のアクリル板で、商品名が「カナセライト」というものです。通常のアクリル板は、エンドミルの摩擦熱で溶解することがあります。最悪、エンドミルが固着し、CNCフライスが停止してしまうことがありますが、「カナセライト」は比較的融点が高いようで、フライス加工時はいつもこの材料を使用しています。WoobyStudioにも常備しています。

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切粉はこのように、幅広のテープを貼って飛散するのを防ぎます。

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やってます、やってます。エンドミルは2mm径を使用しています。通常、2mmまたは3mm程度を使用することが多いです。切粉は時々、掃除機でお掃除します。アルミ板の加工時には、オイルを少量垂らしながら加工します。

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加工完了。裏面に貼ってある、両面テープをはがす作業が大変です。薄いアルミ板などの場合は、せっかくきれいに加工しても、剥がすときに曲げてしまったりすることもあります。ここでは、シール剥がし材を塗布します。

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こんな感じです。スモークアクリルはレーザー加工機でちょちょいのチョイと切断しました。完成後に、塗装します。丸い穴はロータリーエンコーダの穴です。小さな、四角い部品は、タクトスイッチのキートップです。これもついでに作ってしまいました。

これ以外にも、液晶ディスプレイのベゼル等もいくつも製作しています。

CNCフライスとレーザー加工機、3Dプリンタでお望みのものを作りましょう!