「エレクトロニクスから資産運用まで、WoobyStudioにお任せください!」というのは、大げさですが、技術オタクのみなさん(失礼!)も、資産運用とか、金融とかに興味を持つことは、専門のお仕事にもきっと役立つことがあると思っています。

資産運用について勉強を始めると、「アセットクラス」とか、「ポートフォリオ」という言葉が出てきます。どちらも、資産をどのような割合で、どのような形で持つか、という考え方です。「アセットクラス」は、たとえば、「資産を、土地、建物などの不動産、そして、株式などの金融資産として保有する」というふうに、大きな枠組みでの資産の持ち方(内訳)を指します。「俺の財産は、先祖から引き継いだ裏山と、40年働いた、退職金だ。おっと、高級軽トラもあるぜ。」というわけです。もう少し、細分化して、資産を金融商品で持つ場合も、「国債、(個別)株式、投資信託」というふな内訳を指す場合もあります。

それに対して、「ポートフォリオ」はもう少し範囲を限定した資産内での内訳を言います。たとえば、複数の株式を所有している場合、「A電気社株を20%、B銀行株を30%、C食品社株を40%,D運輸者株を10%」という具合です。「ポートフォリオ」という言葉は、もともと、和訳すると「紙ばさみ」という意味で、各種の書類を一つのケース(紙ばさみ)に入れて保管するということなのだそうです。

金融資産、たとえば、株式などは、この「ポートフォリオ」の組み合わせで、リスクヘッジをしたり、最大の利益が出るような作戦を立てていきます。

一つの業界株にみの資産を全額投資してしまうと、その業界が調子の良いときは大儲けできる可能性がありますが、逆の場合は、大損してしまうことがあります。そのような場合、相反する業界の株式も持っていれば、損失を最低限に抑えることができることがあります。最近の、円安傾向や、石油価格の下落にとって、利益が増える業界もあれば、損失が出る業界もある訳ですが、それらの業界に属する企業の株式をちょうどよバランスで保有することにより、大儲けはできないけれども、大損することもない、というわけです。このあたりのバランスが難しいところです。

「リスク」という言葉がありますが、数式的には「標準偏差」、つまり、ばらつき具合、不確定さのことです。金融商品は、「過去のデータ」から計算された、この「リスク」があります。これと、期待値、分配割合などを使って、利益が最大となるような、「ポートフォリオ」の持ち方を計算することもできます。技術系の方は、一度調べてみてはいかがでしょうか。ただし、これらの基となるデータは、すべて「過去のデータ」から得られたものなので、「明日」のことは「わからない」のが現実です。

「俺の資産は、愛する女房と子供だ!」と、言ってみるのが良いかもしれません。