少し前に、「41歳のプロ棋士誕生!」というニュースが流れていました。41歳というと、わたしから見たら、まだ若いじゃんと思いましたが、この世界(棋士)では、異例なのだそうです。介護関係の仕事をしながら、度重なる挑戦の末、やっとつかんだプロへの道だそうです。報道では、同僚のおばちゃんたちが大喜びしている姿もありました。

 

この、プロ棋士にのニュースの中で、「この歳になって、多くの方に、ありがとう、と言えることが本当にうれしい」ということをおっしゃっているインタビュー場面がありました。わたしは、この場面がとても強く印象に残っています。この、栄光を勝ち取った方が、それまで、どれだけ苦労して、頑張ってきたががその言葉の中に現れている気がします。

 

「ありがとう」という言葉、単純な言葉ではあるけれども、これは、多くの人に喜びを与える言葉だと思います。言われた方も悪い気はしないだろうと思いますし、また、それを口に出して言った人も、それまでの自分をすべてをさらけ出す勇気が必要な言葉だとも思います。この単純な言葉を発することは、相手への思いやりはもちろんですが、それ以上に、自分に対する自信や、日頃の行動への正当性を相手に認めてもらいたい、という心の現れでもあるような気がします。それには、相手に対する、疑義や、不満や、そういったネガティブな感情を自分のなかでうまく消化し、中和し、さらに畏敬の念にまで高められるような感情のポジティブ化を推進する効果があるような気がします。

 

誰にでも、「ありがとう」と言うことができることは本当に素晴らしいことだと思います。それは、自分自身への「有難う」につながることだと思います。奥様や、ご主人や、恋人、同僚、友人たちに、「ありがとう」と言えることは、自分自身を高めることだと思います。

 

とりあえず、奥様に、「ありがとう」と言ってみましょう。我が、同輩のオジサマたち。

 

追伸:「プロ棋士」の変換が「プロキシ」になってしまうのは、まあ、WoobyStudioだからでしょうか(意味不明)。