先週の土曜日、めでたく次男を出産した、我らがリケジョ、Yukoさんが久しぶりにWoobyStudioに顔を出しました。もちろん、生まれたてホヤホヤの「瑛介(えいすけ)」くんもいっしょに。すっかりスマートになった、Yukoさん、一日も早くスタジオに復帰されるよう、スタッフ一同、せっせと段ボールとプチプチの準備を・・。

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さて、電子回路のシミュレータで、「LTspice」をお使いの方も多いと思います。「Spice」は、1973年に、カリフォルニア大学バークレー校で開発された、有名な電子回路シミュレータですが、当時は、ミニコン(ご存じですか?)クラスのコンピュータで稼働していた高度なプログラムですが、今は、パソコンで、しかもフリーで使えるという夢のような環境です。

http://www.linear-tech.co.jp/designtools/software/?gclid=CIGB8dWg7cUCFZaXvQodXFUAKw#LTspice

私も、アナログ系の設計には、重宝しています。このシミュレータには、盛りだくさんの機能があるのですが、基本的な使い方としては「電卓代わり」という使い方ですね。オペアンプやトランジスタ等の回路設計で、大きな間違いがないか、抵抗やコンデンサの受動素子の値は適切か、また、それらの、回路動作への影響度などを事前に知っておくことは極めて有用です。。回路定数をスイープしてその影響が分かるので、その都度、電卓をたたく必要が無く、大変便利な機能です。

さらに、実験ではなかなか確認できない、周囲温度に対する変化なども簡単にシミュレーションすることができます。

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これは、高速DA変換機の出力部の回路です。電流出力なので、DA変換器の代わりに、電流源を使用。パルス性の出力で、その後ろの回路がどうなるかを見ています。

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可変抵抗等の可変範囲も、シミュレーションで確認します。

また、各部の寄生容量等の影響も分かりますので、パターン設計に活かせたりします。

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「あそこのCが増えると、オーバーシュートする」とか、「発振しそうになったら、ここにCを付加」みたいなことが事前に準備できたりします。

余談:日曜日に何気なく見たテレビ、NHKの「ブラタモリ」の一シーンで、青函連絡船で使われていた、無線送信機のシーンがありました。大きな真空管の送信機や、水晶発振子、また、パネルの奥にはでっかいバリコン(可変コンデンサ)も見えました。アンテナとのマッチング調整用でしょうね。タモリさんも興奮していましたが、わたしも、かなり、「胸アツ」だったりしました。「真空管」や「アマチュア無線」は私のエンジニア人生のルーツなんです。

WoobyStudioの開発マシンにも、「LTspice」はインストールされています。電子回路設計、電子工作もアマチュアラベルから、プロレベルまで、お手伝いさせていただきます。「真空管アンプ」作りたい方も、ご相談ください!

ご見学、お問い合わせ、お待ちしております!